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倉敷市立児島市民病院 1973




瀬戸内海に面したこの地区の中心病院は、市民のための近代的医療設備を持つ豊かな生活施設として、きめ細かな計画及びデザインが試みられている。全体の構成は、医療的調査及び研究に基いて設計された低層部の診療ゾーンと、高度の居住性を追求した高層部の病棟ゾーンに大別される。

特に海と山に向ってひろげた病室の解放的なサンルーム、この地方の風土性を生かした外装のレンガタイル貼り、人々の目をなごませる内外の緑、あふれる色彩と豊かなインテリアデザイン等によって、これまでとかく無機的に扱われていた病院の空間に新たなうるおいを与えている。


所在地:岡山県倉敷市児島昧野(現在新病院を建設中)

構 造: 鉄筋コンクリート造 地上5階 塔屋1階

規 模: 敷地面積 16,764.000㎡ 建築面積 4,036.895㎡ 延床面積 10,873.389㎡

病床数:200床



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