みる・みられる、つながる、また来たくなる「フィールド」をつくる
周辺はのびやかで、開かれた風景がつづいている。
一方、既存建築の多くはボックス型(クローズ型)で、内部の活動は外から見えづらい。そうした環境に内外がつながり、お互いがみえる「フィールド」型(ほどよいオープン型)建築を加えることで、町役場、ゆうゆう館とのつながりを強化、エリア全体の価値を高める。
文化芸術を発信 多様な交流を促す「 幹空間 」
「かがやきストリート」
南北に施設を貫く動線としてだけでなく、町民の文化芸術活動を支える情報・交流スペースとして整備。諸室内での活動がみえるだけでなく、活動の成果を発表する掲示板や展示・書架棚を設置
「活動諸室 」
かがやきストリートに面して関連させやすい諸室を隣接配置し、文化芸術活動の相乗効果を図る。潜在的な町民のニーズを踏まえた性能と使いやすさにも配慮
多様な使いこなしで盛り上がる「ホール」の可変性・拡張性
主に町民が日頃の成果を発揮できるホールとして、演劇やダンス、クラシックコンサート、バンドライブなど、幅広い演目に対応できる、適切な舞台寸法の確保や、舞台設備の充実を図る。
通常のプロセニアム形式のほか、平土間形式への転換も可能で、展示会やマルシェ、軽運動、イベントなど多様な使い方に対応可能。
さらに、ホワイエやロビー、かがやきストリートから諸室へと、空間を連続させた一体的な利用も可能
【建築概要】
所在地 茨城県茨城町
敷地面積 9,908.26㎡
建築面積 3,081.69㎡
延床面積 3,733.73㎡
構造 鉄筋コンクリート造+一部鉄骨造
規模 地上3階
竣工 2026年竣工予定
関連情報 茨城町 新たな文化的施設整備事業について(外部リンク)
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