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北海道立三岸好太郎美術館 1984



三岸好太郎( 1903 ~ 34 )は、札幌に生れ、18才の時上京して絵を学び、31才にして逝った日本の絵画史の上で、特異な存在となった画家である。その遺作220点が北海道に寄贈され、道立美術館として収蔵されることとなった。敷地は、洋風木造建築の知事公館の庭の一角の橘や白樺の林を背景とした北海道らしい環境である。このような環境、さらに北国の風土的気候を考慮して、完結的幾何形態をとっている。また、三岸自身の手になるアトリエの設計スケッチが残されているが、この美術館は、三岸自身が主とはなり得なかったアトリエを写したものとしての鎮魂の美術館といってよかろう。とくに絵画に対する照明の方法について設計上の工夫をしている。


所在地: 札幌市中央区北1条15丁目 知事公邸内

構 造: 鉄筋コンクリート造 地下1階 地上2階

規 模: 敷地面積1,889,25㎡ 建築面積 639.17㎡ 延床面積 1,200.59㎡