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三重大学医学部附属病院 2011






予算及び既存建物との関係(病院を運営しながらの増改築)から全体を3 期に分割して建設する計画の1 期として、病棟及び中央診療機能として計画された。

各期の建物を並列して配置し、それらをホスピタルストリートでつなぐ配置を「システムマスタープラン」として提案した。

地下がない階構成として低層部に厨房、中央材料部分を配置しており、低コスト化と物品・食材等の搬出入の簡易化を実現している。

低層は中央診療機能を集約しており、ICU, 画像診断、手術部門を配置している。手術部門の上階となる4 階はISS(設備展開スペース)として、将来の設備更新に対応しやすい計画とした。

5 階以上の病棟は三角形の平面として、スタッフステーションからどの病室へもアプローチしやすい計画。1 床室、4 床室のゾーニングもしやすく、急性期の病棟としての必要機能を強化している。

屋上にはヘリポート(飛行場外離着陸場)を設けており、ドクターヘリの発着の他に災害時対応にも有効である。


所在地:三重県津市

構 造:SRC造(免震構造) 地上12階

規 模:敷地面積:519,257㎡ 延床面積:41,520 ㎡

病床数 : 一般655床 精神30床

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