森との共生──
つながりのあるキャンパスづくり75周年を迎える廣池学園のなかで、時を経てもずっと在り続けてきた骨格となる緑「スケルトン」と、活動に応じて変化していく緑地「インフィル」とを区分したうえで、その境界に建つ建築のあり方を試みた。
森と共生しつつ広場などの外部空間を媒介として、大学キャンパス全体のつながり強化を図っている。日々の学生生活のなかで、季節や朝夕の情景、天候の違いなど、自然の法則を実感しやすい環境は、恩師や友との温かなふあいと同様、リアルな体験に意味を持つ。
所在地:千葉県柏市
構 造:鉄筋コンクリート造 地上5階
規 模:延床面積:6176㎡
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