急性期疾患に対応する高度医療を担う「コアホスピタル」、地域の医療、保健、福祉との連繋によって住民の健康を守る「ヘルスケアビレッジ」という二つのキーワードに基づいて計画した。
ソーラーパネルを載せた勾配屋根は彦根城や伝統的な街並みのスカイラインに呼応しており、逆に室内からの風景の見え方は琵琶湖や伊吹山との関係から決定している。病棟でも視線の先が窓になる構成として、外部との関係を重視することで方向感覚が失われない構成としている。
所在地:滋賀県彦根市
規 模 :敷地面積 50,245㎡
延床面積 37,721㎡
構 造 :地下1階、地上8階 鉄筋コンクリート造
病床数:470床(竣工当時)
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